こんにちは
インテリアデザイナーの大木です
「自粛生活が長引きそうだし、家のことしっかり考えようと思ってます」
という言葉を、世代関係なく聞くことが増えました
ブログを読んでくださる皆さまは、どうでしょうか?
本日はキッチンの話。
人気のオープンキッチンではなく、クローズドキッチンを紹介します
緑が多い高級住宅地のマンション
キッチンリフォームのお手伝いをした、M様は
ご主人とお2人暮らしでゆったりと暮らされていました
角部屋で光が沢山入るリビングダイニングには
アンティーク照明やテーブル
北欧ブランドのパーソナルチェアが置かれていて
丁寧に選んで永く使っている様子が見て取れました
左画像「before」→右画像「after」
LDルームの隣にある、クローズドキッチンは
リビングインテリアの続きの部屋と考え
色と素材をコーディネートしています←ここ大事だと思っています
M様は最初から「今と同じように(クローズドキッチン)してほしい」と言われていました
今はキッチンリフォーム=オープンキッチンというイメージがありますが
私も嫌いでなく好きです、クローズドキッチン
子どもが独立し、ご主人がキッチンに立たない家では
もしかしたら、奥さまが唯一、1人になれる空間で
例えば本を読んだり、紅茶を飲んだり、ラジオや音楽を聞いたりしながら、お料理…と
LDルームとは壁があるから、できることもありますよね
そしてクローズドキッチンは、集中力も高まり、作業に没頭できる良さもあります
料理好きなタモリさんも、ご自宅はオープンキッチンにあえてしていないそうですよ
ピカピカの鏡面扉とは違い
白でもない、ブラウンでもない、塗装色だから出る落ち着いた扉色
壁紙も飾り棚も、巾木も慎重に合わせていったカラーコーディネートです
新しいキッチンだけど、しっくりくる感じ
M様が「私の空間はココ」と思って、毎日キッチンに立って下さると嬉しいです