インテリアデザイナー大木道子のWORKS
インテリアトピックスを紹介します
【自分好みにリメイク!】無垢テーブル編

こんにちは、インテリアデザイナーの大木です

みなさま、ゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか?


気候も最高のこの時期、わが家のテーブルをリメイク(DIY)することにしました

リメイクの計画は「14年使った突板天板の部分を、無垢板にし、テーブルの脚は再利用する」というものです


画像:無塗装の杉板と、オイル仕上げ(グリーンとブラウン)のサンプルを作って、どれが家の雰囲気に合うか検討する

仕上げは、無垢杉板そのままの風合いを残すか、板に色つけをするかで3日間悩みました...にた

悩んだら、サンプルを作って考える!
杉板は風合いが魅力ではありますが、わが家にはナチュラルすぎるという理由で、現在の部屋の雰囲気に合うオイル仕上げに決定き

決まれば早い、オイルを塗っていきます




画像:グリーン色は水性ステイン


画像:ブラウン色はリボス社の自然オイル塗料

木材にハケで塗り、布でふき取っていくことで、好みの木目を浮き上がらせていきます


休憩のランチは、サンドイッチとヨーグルトとワイン少々でしたねこ




ほぼ乾いたところで、再度並べてイメージを膨らませます(しつこいです)


画像:よく使うコンランショップのお皿を並べて、サイズを決めます

サンプルを作り並べている段階で、テーブルを1色にするのではなく、2色(端がグリーン)にする方が部屋に合うと気づきました手


続いて、水などをこぼした時の板の表面をコートする「石鹸塗装」



北欧家具(例えば、Yチェア)で採用されている「石鹸塗装(ソープフィニッシュ)」
床材や家具塗装にも使うことができます


この石鹸塗装材を販売されているのは、福岡県の『まるは油脂科学株式会社』商品名:WENNEX
http://e-soap-finish.com/

石鹸塗装(ソープフィニッシュ)の最大の特徴は、木質感が残るということ
表面コートが強いと、光沢感出ることや肌触りが冷たくなる場合もありますが、石鹸塗装は木の質感・香り・温かみも残り、すりすりしたい仕上げになるのです
撥水性もあるので、今回のテーブルには最適!
また石鹸が主成分であるため、子どものおもちゃやベットにも薦められています♪


テーブルリメイク(DIY)できあがりです〜!



まだ乾いてないため、今夜からは使えませんが、明日になれば色も馴染んでくると思います

今年春に、フォトスタジオのDIYコーディネートのご相談を頂いてから、夢中になってホームセンターに通い、インテリアデザインの幅広さを感じています

自宅のインテリアを少し変えてみる、変えてみようと思うことは、ワクワクしますね四葉のクローバー


【お知らせ】インテリアカラーのワークショップ開催します星



少し加えて最大の効果がある色選びのヒントが見つかります
ぜひご参加ください

日時:5/23(木)PM13:30〜15:00
会場:成城ホール(小田急線・成城学園前・徒歩4分)
詳細:http://michikoohki.com/info/855764


【インテリアデザイナー大木道子の公式サイト】
お気軽にお問い合わせください
https://otto-d.jp/interior/


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| my home/日々のこと | 20:39 | comments(0) | -
インテリア展示「子ども目線の安全な住まい」@新宿

こんにちは、インテリアデザイナーの大木です

インテリア展示「子ども目線の安全な住まい」展のご案内です




「子ども目線の安全な住まい〜インテリア製品の選び方〜」
http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/1838.html

会期:2015/4/23(木)〜8/4(火)
会場:リビングデザインセンターOZONE(7F CLUB OZONEスクエア)






画像:子ども家具や、室内ドアの指ガード材、石鹸塗装などの展示もあります

展示は、子どもにとって安心・安全・快適な住まいとインテリアをテーマに開催
日頃の生活空間で、子どもならではの行動習慣や生活動線に配慮し、快適な空間をつくる製品を紹介しながら、その選び方をはじめ、安心・安全な住まいづくりのポイントを整理して展示しています

この展示のうち、「子どもと大人が楽しい・リビングとプレイルーム」のコーディネートとスタイリング担当しました
★



画像:右上の子どものらくがき(水性ペン)は、マグネットが付くシート
 
『子どもと大人が楽しい・リビングとプレイルーム』 コーディネート内容

大人に見守られながら、子どもが過ごす部屋の多くはリビングルームです
さらにリビングルーム隣の部屋をプレイルームとして、遊べるスペースの確保ができれば、お昼寝や着替えも、目が届きやすくなります
展示は、リビングルーム(向かって右)とプレイルーム(左)を再現
子どもが楽しく、大人も心地よいインテリアを提案しています
 
【壁】
子どものおもちゃや小物は、ビビットカラーが多くごちゃごちゃした印象になることも
床近くに色が固まらないよう、壁面にアクセントの柄や色をつけました
どうぶつ柄の輸入壁紙は色も豊富。あえて落ち着きのある色を選び、無地からし色のビニール壁紙(キズや衝撃に強く、汚れも拭取り易い機能あり)とコーディネートしました
 
【床】
子どもは床でゴロゴロするのが大好き。転んだときの適度なクッション性と飲み物をこぼしたときの掃除のしやすさ、さらに素材の安全性がセレクトポイントです
無垢の桐フローリングは、一年通して快適な温かさとクッション性をもち、天然オイル仕上げのコルクタイルは、さらっとした弾力ある足触りです
 
【シェード】
アクセントカラーのピンクシェードは、上下昇降コードで開閉し、日中は子どもの手が届きにくくなります。6kg以上の引っ張る力が加わると本体からコードが外れる安心構造です
 
【パネルスクリーン】
お昼寝や着替えの目隠しに、またエアコン効率を高める際に、リビングとプレイルームを数枚の布で間仕切ります。布の色の組み合わせも可能。開閉は生地をもち、スライドさせます




以前ブログでアップした「インテリア展示の準備あれこれ」では、設営前の準備をつづっています
四葉のクローバー
http://michikoohki.jugem.jp/?eid=37


またコーディネート展示で使っている、子どもが書いた絵をマットにできる「YOKOMAT」
目を一際引く、可愛いアイテムです



ウール100%でネパールの職人の手織り(納期がかかります)
糸の密度といい、色合いといい(自然な色)オススメです
サイズは、約40cm角 価格はデザインにより違いがあり、10,000円〜15,000円です


販売元:ヒマラヤンシバ トレーディングハウス
http://yokoshibasaki.com



展示はすでにスタートしています
先週の週末にはお子さまが、おもちゃでキャーキャー遊んでいたとスタッフさんから聞きましたちゅん
(展示内に入って、インテリアアイテムを試すことができます)

子どもが小さいからと諦めずに、インテリア性と安全性どちらも大切にする住まいのヒントがきっと見つかります
約3ヶ月間の展示です。新宿にお越しの際にはぜひお立ち寄りくださいキラキラ


【インテリアデザイナー大木道子の公式サイト】
インテリアコーディネートのご相談承ります
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| works/イベント・展示デザイン | 19:36 | comments(0) | -
【インテリアのカラーセミナー@成城学園前】次回は5/23(土)です

こんにちは、インテリアデザイナーの大木です

「はじめてのインテリアカラー・心地よい色と部屋のつくり方」@成城ホール

第1回 「インテリアのカラーコーディネートを学ぶ」 終了いたしました

ご参加頂いた皆さま、誠にありがとうございましたハート
 



カラーセミナー90分は、内容モリモリでした

1)インテリアカラーの基礎知識
・色の関係性 (同系色・類似色・反対色)
・色のイメージ
・色の組み合わせ

2)事例からカラーコーディネートを解説

3)みんなで読み解こう!インテリア雑誌のカラー診断

4)コーディネートボードの作り方




セミナー後半では、内装材サンプルや、カーテン、タッセルなどを実際に触っていただき

カラーの基礎知識をモノに当てはめていきました


インテリアカラーのセミナーは、何度やっても楽しい♪

参加者に『インテリアカラーって難しくないのかも?!』と思っていただくことができたら、セミナー成功です

【アンケートから】

・色々参考になりました。どこに目線をもっていきたいか、意識するのが大切なんだと思った(Kさま)

・写真を色々と見せてくださって、とても分かりやすかったです。布や壁紙サンプルを見せてもらえてイメージが広がりました(Sさま)


自宅の色の関係性 (同系色・類似色・反対色)を知り、バランスを考えるきっかけになれば、嬉しく思いますき



コーディネートボードを手に説明しています
 

5/23(土)には、参加者がコーディネートボードを作成する、ワークショップ行います

ワークショップ「カラーコーディネートしましょう!」

手を動かし色を選んでいく作業は、勉強というより、感覚に近く楽しい〜ゆう★

たくさんのサンプルをご用意して、お待ちしています

ぜひ、パートナーやお友達を誘って、遊びにいらしてください♪

【場所】成城ホール4階 集会室B (地図
【開催日時】2015/5/23(土)PM13:30〜15:00
【持ち物】ハサミ、筆記用具
【参加費(資料・材料費)】500円

申し込み・お問い合わせ:大木道子
メールアドレス:https://otto-d.jp/interior/#contact

※「氏名」「参加人数」「ご連絡先・お電話番号」をお知らせください
 

 


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| Seminar/セミナー・ワークショップ | 11:07 | comments(0) | -
子どものいるインテリア展示の準備あれこれ
 
こんにちは、インテリアデザイナーの大木です
 
明日(4/23)からスタートのイベント「子ども目線の安全な住まい−インテリア製品の選びかた−」展のインテリアコーディネートとスタイリングを担当しています
 
リビング続きのプレイルームを再現する展示は、子ども部屋におすすめの内装材やブラインド、家具をコーディネートし
お母さんが女の子(3才を想定)を見守るシーンを想定しスタイリングします
 
壁紙は2社、ブラインドやパネルスクリーン、ファブリックで3社、床材も2社、家具は4社…と
展示にご協力頂く商品を魅力的に見せ、なによりも「うわ〜可愛い♪」と人が寄ってくる展示会にしたい
 
商品選定をする際のテーブルは、サンプルとカタログで山のようです
 
今回の展示はデザインする期間がタイトであったため、ほぼ半日でコーディネートしました





展示会は、家具、照明が入るだけでは、リアル感がなく
ここに最小限の小物を足すことで、商品の用途をお客様がイメージできます






予算が限られているなか、展示の脇役のおもちゃや小物の色や素材選びは、とても重要
イメージの小物が見つからず、500円のカゴを何件も回って探すことも



小物も見つかり、次は部屋のアクセントになるクッションの柄位置だしです








フランスのブランド生地は、大柄と刺繍部分が印象的
黄色のテープで縫製会社に裏表の指示しています


プレイスペースにお絵かきとマグネットがつくシートを使いますが
イメージのマグネットがなかったので、くるみボタンをリメイクしました
 
なければ作るのことも、インテリアスタイリングではよくあります




本日は、スタイリング設営日!
「うわ〜可愛い♪」を作ってきます
 
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個人邸やイベント展示のコーディネートからスタイリングまで承ります
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| works/イベント・展示デザイン | 08:48 | comments(0) | -
【睡眠とインテリア】睡眠文化研究会の勉強会に行ってきた

こんにちは、インテリアデザイナーの大木です

楽しみにしていた「NPO睡眠文化研究会」@御茶ノ水駅
の勉強会にいってきました

迎えてくだったのは、荒井信彦氏(快眠探究家)と鍛冶恵氏(睡眠改善インストラクター)です

荒井氏は、寝具ブランド「アル・ジャブル」https://arainobuhiko.wordpress.com/ のプロデュースと販売を通して
鍛冶氏は、睡眠環境・睡眠生理学を
お2人ならではの、眠りをトータルに考える「睡眠の文化」をひも解く勉強会です

私のブログでも何度か書いてきた「睡眠とインテリア」
今回の勉強会は、眠りの専門家に直接いろいろお聞きできる機会でした


■MY WORKS / 客間のベッド周りを撮影
お手持ちの照明を使って、男性的なコーディネートをした例


お2人に質問し、印象に残った項目が

●マットレス・マットの良し悪しについて
●40代からの寝室と寝具について
●建築家・インテリアデザイナーと睡眠のプロとの連携について

そのうち、「40代から考える、シニアの寝室と寝具について」はとくに興味深く
今後のインテリアデザインでも気をつけたい話が聞けました

30代までは身体が若く、言ってみればどんな寝具(マットレスや枕)どんな寝室(照明や温度・音環境など)でも寝れる
しかし、※40代からは眠りが変わってくるため、より寝具と寝室を気をつけて眠りの『量』より『質』を高める必要がある

※参考 ブログ 2015/4/10 「40歳は眠りの曲がり角?」
http://michikoohki.jugem.jp/?eid=33

今回の勉強会もふまえ、今わたしが気を付けたい「シニア世代の寝室コーディネート」をメモとすると

例えば、マットレスと枕

体型が変わり凹凸ができると、マットレスの弾力性(コイルなど)とクッション性(コイル上のウレタンなどの詰め物)に違和感が出てくることがある
マットレスと枕は、横になった身体を支えるという意味で、一体で考えるべきで、どちらかを新しくする場合も単体で考えないことが大事になる(本を読み、専門家に聞きはするが、実際の商品選びとなるとここが難しい…)

また厚みのあるマットレスのメンテナンス(上下と裏表を2ヶ月ごとにローテーションする)が難しくなった場合、湿気を逃がすことができずマットレスの寿命が短くなる
マットレスがベストではなく、メンテナンスが楽である、コイル材なしのマット(厚み5cm〜7cmなど)タイプを畳ベッドなどと合わせて使うことも合わせて考えたい

例えば、照明計画

トイレが近くなり、ベッドからトイレへの往復の際は、パートナーを気遣い、また自身がつまづくことない照度とあかりの位置を考える
具体的には、直接目に光が入らないように(ダウンライトなどはできれば避けたい)足元灯や間接照明を使えば、眠気をキープできる

例えば、温度・音環境

夏と冬の寝室は、温度と湿度の調整が難しい
エアコンの噴出し位置や窓の位置も考慮する必要があるが、直接肌に接する寝具もシニアになれば違ってくる
体温が高く汗をよくかく世代とは違い、体温が低く汗をかきづらいシニア世代の寝具は、自分の体質にあった夏・冬の寝具の用意が快眠につながる
音に対しては、ベッドの頭の位置を静かな方向に向けように(排水音や足音・車通りなど)考える
さらに内装材を考慮し、ドア開閉の音、床の足音、窓からの遮音を考える必要がある


しかし、眠りを考えていくと、その要素の多さに身が引き締まります
寝室は寝るだけの部屋ではなく、多くの家は身支度をする部屋(家具・整理収納計画)でもあるからです
もっと突き詰めると、帰宅した玄関からベッドまでの時間をトータルに考えデザインするということ

それはデザイン過多にするのではなく、お客様が大事にしたい「眠りまでの時間」に寄り添っていくことです

最後まで読んで頂き、ありがとうございましたニコ(感謝)


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| works/トピックス | 15:39 | comments(0) | -
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