インテリアデザイナー大木道子のWORKS
インテリアトピックスを紹介します
【睡眠とインテリア】睡眠のライブラリーに行ってきた

こんにちは、インテリアデザイナーの大木です

みなさま、ぐっすり眠れていますか?



よく言われることですが、人は人生の約1/3を眠って過ごしています

「人生を約75年とすると、一生で実に25年間もの時間を睡眠に費やしている」
ー睡眠の科学(講談社)よりー

私が睡眠について調べ出したキッカケは、マットレス選びについて原稿提出をする機会があったためですが
インテリアデザインの仕事をしていて、いつかしっかり勉強したいと思っていたこともあります

寝室のコーディネートは、とても奥深い

寝室の要素は、見た目だけでなく、音・湿度・温度・照明などの環境と、寝具(マットレス、枕、リネンなど)も合わさります

インテリアデザインをする際、この寝室環境については、あれこれと提案しても
寝具は、施主(お客様)任せになってしまうことに、疑問がありました

お客様任せになる理由は、特に寝具がお客様の好み(クッション性や肌触り)があるため、マットレスや枕などは専門店で実際体験頂き、購入して頂くことが多くなるわけです

そんななか、寝具(マットレス・シーツ・布団・カバー類)全部のセレクトをする機会があり
お客様の好みをヒアリングしながら、納品しました

このお客様とは、担当になってから3物件のお引越しをお手伝いしています
そのたびにインテリアのご提案をしていますので、好みを察する部分がありますが、それでも寝具選びは慎重になりました

もっと、寝具について勉強をする必要を感じたのは、そういった案件があったからです

しかし!メーカーを超えて、寝具を語っている本が少ない
睡眠を医学から説いている本は多くても、空間やモノにおとして説いている本を見つけることが難しい

色々調べていくうちに、「睡眠文化研究会」のライブラリーが御茶ノ水にあることを知りました



ライブラリーの案内 http://sleepculture.net/library.html

予約制で当日開けてくださったのが、睡眠改善インストラクターの鍛冶恵さんでした
著書「ぐっすり。-明日のパフォーマンスを全開にする快眠処方箋60(新潮社)」も出している睡眠の専門家

睡眠環境の専門家と、インテリアデザイナーの「寝室・寝具」に関する意見交換は、それはもう楽しく刺激的でした

寝室のコーディネートは、とても奥深い(しみじみ)
今後ブログでも「寝室・寝具」の記事をあげていきたいと思います

寝るのが大好きな私

「限られた人生なのだから、睡眠を犠牲にしてでもほかのことをしたほうが有意義」とは考えず
「眠りを味方につけることにより、時間はむしろ有効に使える」とプラスに考えますおてんき

鍛冶さん曰く「40歳は眠りの曲がり角」なんだとか…
またレポートしますね

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| works/トピックス | 15:04 | comments(0) | -
【見つけた!北欧キッチン・洗面マット】Goodデザインと機能

こんにちは、インテリアデザイナーの大木です
 
4月の新生活に向けて、バタバタしている方も多いと思います

インテリアアイテムを購入する時期でもあり、家具やカーテン、ベットのメーカー、SHOPとも大忙し
インテリアコーディネートをお手伝いする私も、3月末お引越しのお客様と、あちこちのインテリアSHOPに行っております
 
インテリアデザインでは、部屋のどこにポイントをもっていくかが、部屋のオリジナル性とスッキリ感を決めます
「見せたい主役の箇所と、それを支える脇役の箇所」
それを考えず、あちこちにポイントをもっていくと、ゴチャゴチャした印象のインテリアになってしまいます

同じ環境、窓からの眺め、間取りがひとつとしてないため、このポイントと有効なコーディネート方法をアドバイスしています
 
生活が変わらない方も、劇的に変わる方も、リビングダイニングルームとベッドルームが整ったら
次は水周りの「キッチン」「洗面室」にポイントつけませんか?

紹介するマット兼ラグは、北欧スウェーデン製のビニールラグです



pappelina(パペリナ)

特徴は、そのデザイン性と色バリエーションだけでなく
ビニール素材を織り込み、ほどよいクッション性があります
汚れたらすぐ水洗いできる素材はキッチンや洗面室にぴったり
床暖房にも対応し、リバーシブルに使える優れものです

実際使っている私が、おすすめするポイントは、
汚れが目立たないということ
キッチンで使っているので、サッとふけることがストレスレスです!
またサラッとした風合いで、裸足でもベタベタしません

お客様宅に納品したパペリナのマットがこちら



輸入商品のさすがなところ
カラーバリエーションも豊富で、優しいグレーとホワイトの組み合わせがこちらのお宅にぴったり!



こちらのキッチンには、床暖房が入っていますので、パペリナが最適
リバーシブルで使えるのも、嬉しいですね

続いて、洗面室のマット



洗面室は、なにかとゴチャゴチャしがち、おしゃれにしづらい部屋ではあります

写真のように扉の開きにも注意が必要ですが、マット厚を確認し、扉とすらないとわかり
洗面室の主役に大きくエレガントなブルーのパペリナを敷きました
 
部屋の主役が決まれば、その他のアイテムは脇役です
洗面室に出てくる、かごや小物入れなども、色や素材をアドバイスいたします
(使いこなせるインテリアが、私のインテリアデザインの信条ですおてんき

150cm×70cmのサイズで約2万円と、安くはないのですが、もう布製のマットには戻れない!
納品したお客様にも、ご満足頂けて嬉しいアイテムです

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スケルトンリフォームから、キッチン・洗面マットまで(笑)インテリアに関わるアイテムをご提案いたします
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| works/インテリア事例 | 18:15 | comments(0) | -
【北陸新幹線で行く】金沢のんびり旅(喫茶店ほか編)

こんにちは、インテリアデザイナーの大木です

先週末に北陸新幹線を使って、金沢に行ってまいりました
今回で最終回です(お付き合いください…)

私は旅先で入る喫茶店・カフェのうち、
気に入った店があったらラッキー♪と色々調べて行く派です

しかし、サイトにも本にも載っていなかった喫茶店が大ヒット!

知ったキッカケは、金沢21世紀美術館の企画展でした

純喫茶 ローレンス





もちろん、公式サイトなど存在しません(片町2丁目です)

こちらの喫茶店オーナーの女性が、個性的で大好きになってしまい
私は今後、金沢に行くたびに、この喫茶店に通うことになりそうです

店内は、アーティストの彼女いわく「枯れているものが好きだから」と
テーブルセットと同じくらいのボリュームがある枝や花たち





彼女のキャパに合わせて、席数はあっても、あとから来た観光客はお断りされていました

こちらの喫茶店、若き頃の五木寛之氏が毎日のように執筆の場にしていたとのこと
直木賞の受賞の連絡も、ローレンスの電話だったそうです

ホットココアを頂きながら、ずーーーーーっと、彼女は話をされていましたが
ずーーーーーっと、聞いていたかった

これからもお元気でいてほしい方が、金沢にできました♪

次に金沢で発見した、柳宗理氏の記念館

柳宗理記念デザイン研究所
http://www.kanazawa-bidai.ac.jp/www/contents/yanagisori/

住宅のインテリアアイテムをメインに、作品がスタイリングされています



おなじみの作品も多いです

そのなか、私は知らなかったのですが





洗面台!(TOTO製)



鳥かご!(山川ラタン)

柳宗理記念デザイン研究所の資料室では
「直にモノを見、触れてモノと対話をして欲しいと考え、キャプション・説明文は一切用意なし」
余計な知識や先入観なしに、無心にモノと向き合って自らの眼で素直に美を感じ取ってもらうことを大切にしている

なるほど、シンプルな展示方法で、自宅に柳デザインがあったら…と想像しやすい空間でした

金沢の観光どころは、ほぼ歩いて回れる距離です
2泊3日の間に、あちこち行きましたが、川沿いを歩くことが多く

金沢の代表的な川を2つ紹介します



犀川 ・さいがわ(男川とも呼ばれ、にし茶屋が近い)



犀川 近くのおしゃれSHOP

もうひとつの川



浅野川(女川とも呼ばれる、ひがし茶屋が近い)



川沿いのお茶屋さん跡のお店で、夕飯と、別日にお茶をしました
2階窓際の席では、川の音が聞こえ、歩きつかれた足を伸ばすことができました



石川県マスコットの「ひゃくまんさん」も最後にパシャリ!

北陸新幹線開通のフィーバーのなか、金沢2泊3日の旅
金沢の方は、いきなり増えた観光客に、困惑している店もチラホラありましたが
思ったほどの人だかりはなく、のんびりできました

やっぱり魚は美味しいし、日本酒も最高!
次は輪島の奥の方まで車を出して、山や海も見たいなと、思っています
もちろん、その時は純喫茶・ローレンスにも立ち寄ります

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| my home/日々のこと | 20:42 | comments(0) | -
【北陸新幹線で行く】金沢のんびり旅(土産編)

こんにちは、インテリアデザイナーの大木です

週末に北陸新幹線を使って、金沢に行ってまいりました

旅は、その地の工芸や作家モノを見つける楽しみがあります
今回の旅では「漆の椀」と「ガラス小瓶」に出会えました



フォルムがカッコいい!一目ぼれでした
漆で塗りつぶすのではなく、木肌が少し見えるくらいのラフな仕上げが気に入りました

漆器は、料理を選ばないフォルムといつも使いできる価格が大事だと思いますが
こちらの椀のフォルムを活かす、料理はなんだろう…と
自宅に戻ってからの楽しむができます

喜八工房は、ひがし茶屋街に店があります
東京のセレクトショップにも置いてあるようですが
こちらの店は直売店で、価格も値引きされているそうです

喜八工房 http://www.kihachi-web.com/shop/cat122/cat125/the-other-side-of.html


つづいて、ガラス小瓶



金沢のガラス作家・西山芳浩氏の「角小瓶」です

ガラス小瓶を旅先で集めたいと考えている私
何十年もかけて世界各国の小瓶を並べた棚のスタイリングをイメージしています

21世紀美術館ちかくの「金沢・クラフト広坂」は、金沢の工芸品を販売しています
金沢・クラフト広坂 http://www.crafts-hirosaka.jp/

美術館の周りにはカフェや金沢クラフト・雑貨店などが並びます
お時間あれば、ちらっと寄ってみてはいかがでしょうか?


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| my home/日々のこと | 12:36 | comments(0) | -
【北陸新幹線で行く】金沢のんびり旅

こんにちは、インテリアデザイナーの大木です

週末に北陸新幹線を使って、金沢へ行ってまいりました



車内のデザインで気になったのは、車椅子やおむつ交換もできる、多目的トイレ
みんなが使いやすいトイレは、今後の車両には必須になると思いました

そして、10年ぶりの金沢

まずは、「金沢21世紀美術館」へ







OPENして間もなく、訪問した美術館ですが
10年たったと思えない、きれいにメンテナンスされており、素晴らしいと感動!
古さを感じさせないため、まだまだ人が集まってくるのだと思いました

企画展は「3.11以降の建築」がやっておりました

震災後の各専門家(建築家・都市計画家・学校・行政・ゼネコンなど)の活動を紹介
これからの建築・都市・住宅を含む住まい方について考えることができる展示であったと思われますが

まとまってなかった…

展示を見たカップルからは「わからないね」という言葉も聞けました
街を考える専門家がいることを、美術館に来たカップルに知ってもらういい機会であったと思いますが
難しいことを、難しく説明する展示であったのが、残念でした

それはそうと、美術館ではランチビュッフェがあります
1800円で大満足!お腹すかせて行ってみてください
ヒュージョン21 http://www.e-maplehouse.com/fusion21.html

つづいて、谷口吉生氏設計の鈴木大拙館へ



白い壁は漆喰でした
メンテナンスが大変そうですが、仕上げが綺麗です



カッシーナのチェアが置いてあり、アルテミデのスタンド照明が置いてあり・・など
やはりインテリアが気になりつつ、空間を満喫します



こちらは漆
漆をたくさん見ることも、今回の旅の目的です

観光客も少なく、ベンチでぼーっとするには、おすすめです
鈴木大拙館
http://www.kanazawa-museum.jp/daisetz/facilities.html

訪問の期間には、兼六園のライトアップがありました



画像では分りづらいですが、実際のライトアップされた園内は、期待以下でした
照明デザイナーが入っているのかしら?
電球が目に痛いし、オレンジ色の照明がきつくて、木々の陰影がつぶれていました

ライトアップの時間帯だけでなく、昼にも散策しましたが、庭のいたるところのデザインに興味津々
石・木・コケなど、インテリアデザインにも参考なります







なんだか、文句ばかりのブログになってしまいました(笑)

旅に出ると、感性が高まります
美しいものは、さらに美しく
期待以下のものは、悔しい思いになりますが
そこも旅の良さであります

本日のブログはここまでにして
また次回に、金沢の喫茶店や自分に買って帰ったお土産品を紹介いたします

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